内山です。
阿蘇の北側、国造神社あたりの手野集落さんの野焼きに参加させていただきました。
火が燃え広がりすぎないようにこれで消します。野焼きボランティアの仕事はこれです。
周りに風下から順に火をつけます。これで必要以上に燃え広がらないように燃えない境界を作ります。
周りが燃えました。いったん燃えればこれ以上燃えません。
(広域でも、まず周縁から(野焼き地帯以外に前広がらぬよう)。
燃えてる! 生きもののようです。
地元の方、慣れてます。小さくてもなかなか消えないんです。
ライン状に燃えていきます。
もし、火に囲まれてしまったら、火から逃げるのでなく、火に向かって火を越えてしまえばOK。
ラインなのでさほど太くはないのです。
斜面の下からだとすごいです。
燃えた後、すでにそこには新しい芽が。
野焼きは伝統的に続けられてきた阿蘇地方の持続可能な自然とのつきあい方です。
によると
「阿蘇の山には草原が多い、草原の草は、春から夏にかけての放牧の牛馬や、冬の間の飼料の為の干し草の原料になります。
阿蘇のすばらしい草原は自然に生まれたものではありません。何百年もの間、人々が野焼きを行って人工的に作ってきたものです。
野焼きによってダニなど人畜に有害な虫を駆除するとともに、牛馬の餌の草を育てています。野焼きをやめると木が生い茂り草原はなくなるとのことです。草原の美しさは野焼きによって保たれています。」
とのこと。
この風景は、人と自然がいっしょにつくってきたものなんですね。
山部さん、ありがとうございました!
リンク
阿蘇草原再生プロジェクトhttp://www.aso-sougen.com/
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