Transition Town MInami-Aso is a Transition initiative that locates in Kyushu Kumamoto where Active

2009年12月28日月曜日

キャンドルナイト 和ロウソクWS 大成功!

DSC09680.JPG
小雨の天気の中、平日にもかかわらず多くの参加者で賑わいました。遠くは久留米の方からも参加して頂きました。

半日かけてハゼの実からのロウソク作り、キャンドルナイトで明かりを灯すという、ボタン一つで何でもできる時代に、僕の中では明かりの対抗文化大作戦でした。
結果は、最終的に35gのロウがとれ、キャンドルナイトの時間に1本の和ロウソクに火が灯ったとき、みんな感動や充実感で満たされました。

ここから、作業工程など説明します。
(写真は、松山櫨(はぜ)復活奮闘日記より借用させていただきました。)

7e5994680dedd908c283221ec5b34744.jpg
会場はトラジション南阿蘇で月一カフェの場を提供して頂いてる"ラブランド阿蘇"
屋内では、島原の本田木蝋さんから買った、生ロウを使っての和ロウソク作り。
屋外では、タープを張って焚き火で暖をとりながら、ハゼの実からのロウ作りをしました。


eec2fbc36814a882914e28f060299a51.jpgのサムネール画像

どうして昔の明かりの復活へ取り組むのか、トラジションタウンの視点から説明し、これから行う和ロウソクWSの手順などの説明しました。



092b0eb37f644c19edf7cabb8a364376.jpg
今回使うハゼの実はイキチハゼという種類で、ロウの含有が25%位ある栽培種です。山にあるバハゼは15%位だそうです。
ハゼの実をビニル袋に入れて、木槌やハンマーで叩き割ります、ハゼの実のロウ成分は、種の外皮の部分に多く含まれています。実の部分にもわずかに入っているそうです。
重いハンマーより木槌の方が使い勝手がいい(o)


c6a885e648e4ffa8e256c588c44d1be9.jpg


潰したハゼの実をふるいにかけて、枝やまだ潰れていない実とを分けます


b393428a172faece51d1b3fdf4f4105c.jpg

潰したハゼの実を蒸します。
キャンドルナイトでエネルギーを感じる1日にしたかったので、蒸す釜もオイル缶の手作りで薪を使って、再生可能エネルギーを使用。


e3a431f60b8b9f3e7255b538f5e1b441.jpg
ハゼの蝋の融点は50度ほど、試作の時に、ロウが出てきた瞬間に固まるのを経験していたので、熱湯で圧搾器を温めて、冷えないうちに蒸したハゼの実を不織布に積めて素早く絞ります。でも、子供は素早くは行きませんね縲鰀(T.T)

この日の外気温は10度以下、圧搾機は冷たく冷えてて中々温まらない。


74ad65f0297e2d9dd9fcf742b56c7b76.jpg

一度に絞れるのは、200ccほど、タラ縲怩ニロウが絞り出されて、そして外気温で固まります。これをみんなで4回絞りました。

これが、ハゼの実から作った和ロウソク

DSC09682.JPG



キャンドルナイトの様子
P1020029.JPG
(報告 じろー)



0 件のコメント:

コメントを投稿